「女性とデートしたとき、何を話せばいいのか分からない」
「会話してもすぐに沈黙になってしまう」
「デートをしても恋愛関係に発展しない」——そんな悩みを抱えていませんか。
今回の記事では、女性との会話をスムーズに続けるコツや、会話が続かない原因、そして実際に女性との会話を練習するための場所についても解説しています。
僕自身、30代まで彼女いない歴年齢の童貞で女性と何を話せばいいのか分からない状態でした。でも、恋愛活動を地道に続けることで、今では経験人数も三桁を突破するようになりました。
今回の記事を、あなたが女性との会話を楽しめるようになるためのきっかけにしてください。
女性との会話のコツ

ここからは、女性との会話をスムーズに続けるためのコツを5つご紹介します。5つのコツを実践することで、沈黙が続いたり会話が途切れてしまったりすることがグッと減り、自然なコミュニケーションができるようになります。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
深く掘り下げる会話
女性との会話で大切なのが、「深く掘り下げる会話」を意識することです。
会話がうまく続かないと悩む人の多くは、話題が次々と変わってしまう傾向があります。しかし、 深く掘り下げる会話とは、ひとつの話題を 質問を重ねていき掘り下げて広げていく 会話のこと。
たとえば、相手の女性が「IT企業に勤めている」と話したとき、「そうなんですね」と流してすぐ別の話題に移るのではなく、「なぜIT企業に就職しようと思ったんですか。」「どのくらい働いているんですか」「仕事で大変なことってありますか。」といった質問を重ねることで、会話に厚みが出ます。
このように、ひとつの話題を深く掘り下げることで、会話は自然と続くようになります。女性との会話を長く続けたいなら、ぜひ「 深く掘り下げる会話」を習得することをおすすめします。
ノンバーバルコミュニケーションが9割
女性との会話において大切なのは、「ノンバーバルコミュニケーションが9割」だということです。
人とのコミュニケーションには、大きく分けて「バーバル(言語)コミュニケーション」と「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」があります。バーバルとは、何を話すか、どんな話題を選ぶかといった言葉に関するやり取りのこと。
一方、ノンバーバルとは、表情・目線・ジェスチャー・服装など、言葉以外の部分を指します。実は、人の印象に影響を与える割合は、言語がわずか7%、非言語が93%とも言われています。特に女性は、論理よりも直感を重視する傾向があるため、ノンバーバルの要素はとても重要です。
笑顔や目線、身だしなみや服装といった外見的な要素に気を配ることで、会話以上にあなたの印象を大きく左右します。恋愛をうまく進めたいなら、話の内容だけでなく、見た目や振る舞いにも意識を向けることが必要です。
共感する 会話
女性との会話において、大切なコツのひとつが「共感する会話」です。
たとえば相手が悩みを打ち明けてきたとき、「わかるよ、それってつらいよね」と寄り添うような言葉をかけることで、女性は「この人は私の気持ちを理解してくれる」と感じます。
男性の会話スタイルは、ついアドバイスや解決策を提示しがちです。一方で、女性の会話は共感をベースに成り立っており、話を聞いてもらうこと自体に価値を見出します。
男性の会話と女性の会話は、野球とサッカーくらいルールが違います。だからこそ、女性との会話では、つい助言をしてしまいたくなる気持ちを抑えて、「わかるよ」「そうだよね」といった共感の言葉を意識的に使うことが大切です。
このように共感を軸にした会話ができると、女性は「自分の話を真剣に聞いてくれている」と感じ、自然とあなたに好意を持ってくれるようになります。
共通点があると会話が盛り上がりやすい
女性との会話を盛り上げるコツとして、「共通点を見つけること」が非常に重要です。共通点があると、自然と会話が弾み、盛り上がりやすくなります。
たとえば僕自身、アニメや漫画が趣味なのですが、同じくアニメや漫画が好きな女性と話すと、1時間でも2時間でも会話が続いてしまうことがあります。お互いの好きな作品やキャラの話で盛り上がり、会話が止まらなくなるんです。
ただし、毎回そんなにうまく共通点が見つかるとは限りません。出身地などのプロフィール的な情報で一致することもありますが、相手が自分とまったく違う環境で育ってきた可能性もありますよね。
そこでおすすめなのが、「誰にでも共通しやすいテーマ」を話題にすることです。たとえば仕事の話や休日の過ごし方、学生時代の思い出、そして恋愛の話などは、多くの人が経験しているため、共通点を見つけやすく、会話も広げやすくなります。
なかなか共通点が見つからないと感じたときは、こうしたテーマから入ってみると、自然に会話の糸口が見つかるかもしれません。
重要なのは 話す力ではなく話させる力
女性との会話で大切なのは、「話す力」ではなく「話させる力」です。自分がうまく話せないことに悩んでいる男性は多いですが、実は会話が得意かどうかよりも、相手に気持ちよく話してもらえるかどうかが大切なのです。
女性は、自分の話をじっくり聞いてくれる男性に安心感と魅力を感じます。そのため、女性との会話では、自分がたくさん話すよりも、相手の話を引き出すことを意識しましょう。
会話の基本は「女性に話してもらうこと」です。話すことで喜びを感じる女性にとって、自分の話に興味を持って聞いてくれる存在はとても大切になります。たとえば、「深く掘り下げる会話」を使って、相手の話題をより掘り下げて聞いていくのが効果的です。
理想的な会話の割合は、男性が3割、女性が7割くらいがちょうどよいと言われています。会話が苦手だと感じている人こそ、「どうやって相手に話してもらうか」に意識を向けることで、自然に楽しい時間を作れるようになります。
女性との会話が続かない 原因

女性との会話が続かない―そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
ここからは、なぜ女性との会話が続かなくなってしまうのか、会話が続かない原因について解説していきます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
横にスライドする会話
女性との会話がうまく続かない原因のひとつに、「横にスライドする会話」があります。「横にスライドする会話」は、ある質問に対して相手が答えたにもかかわらず、相手の答えを深掘りせず、すぐに次の話題に移ってしまう会話のことを指します。
たとえば、「好きな食べ物は何ですか。」と質問して「パスタが好きです」と返ってきたとします。その直後に「出身はどこですか。」「趣味は。」と次々に別の質問をしてしまうと、会話が浅く広がるばかりで、深く盛り上がることがありません。
こうした会話のスタイルでは、話題が次々と移っていくために、すぐにネタが尽きてしまい、会話が途切れてしまうのです。
大切なのは、一つの話題を深掘りすること。たとえば「パスタが好きなんだね」と返しつつ、「どんなパスタが好き。」「自分で作ることもあるの」といったように、相手の答えからさらに話を広げていくことが、自然な会話のキャッチボールにつながります。
会話が続かないと悩んでいる人は、横にスライドする会話を避け、「深掘りする質問力」を意識してみましょう。それだけで、相手との距離感はぐっと縮まり、自然と会話が弾むようになります。
女性との会話に 困った時に使えるテクニック
女性との会話が続かなくて困ったときに使えるテクニックを紹介します。
僕がおすすめするのは、「前の話題に戻る」ことです。
たとえば、最初に仕事の話をして、そこから趣味の話、そして別の話題へと移っていくことはよくありますよね。でも、話がいくつか展開したあとに「もうネタが尽きそう…」と感じたら、最初の話題に戻ってみましょう。
「そういえば、さっき言ってた仕事の話だけど、あれって大変じゃない」というように、一度触れた話題に戻すことで、自然な形で会話を再開できます。このように“話題をループさせる”ことで、会話が止まりにくくなります。
もうひとつおすすめしたいのが、「共有ゾーン」という会話テクニックです。「共有ゾーン」は、自分と相手が今置かれている“共通の状況”をネタにして会話を広げる方法です。
たとえば、池袋で女性と待ち合わせをしたとします。そのとき、「池袋って人多いよね」とか「なんで東口に西武があって、西口に東武があるんだろうね」なんて、身近な疑問を投げかけるだけで、自然に会話が生まれます。
こういった“今この瞬間に共有しているもの”を会話のきっかけにすることで、話題が尽きにくくなり、より親密なコミュニケーションにつながります。
僕も最初は女性との会話がまったくできませんでした。そんな僕がどのように恋愛活動を始め、会話力を少しずつ身につけていったのか――その体験談を下の記事で詳しく紹介しています。会話が苦手だと感じている方は、ぜひチェックしてみてください。
➡恋愛活動開始から初めての夜までの軌跡…30代男の恋愛体験談
女性との会話を練習する場所

女性との会話を続けるコツはわかったけれど、実際に練習する場所がなくて困っている…そんなふうに悩んでいる方もいるかもしれません。
ここからは、女性との会話を練習するのに最適な場所を3つご紹介します。
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
マッチングアプリの通話機能
女性との会話を練習する場として、マッチングアプリの「通話機能」を活用するのは非常に効果的です。
たとえば、マッチングアプリの「with(ウィズ)」では、マッチングした相手と一対一で音声通話やビデオ通話が可能です。
「タップル」も同様に、音声通話やビデオ通話の機能が備わっています。こうした機能を使えば、自宅にいながら女性と実際に会話をする練習ができます。
特に初心者にとって、対面での会話は緊張しやすいものですが、通話であれば緊張が高まったときにすぐに切ることもできるので、心理的ハードルはかなり低くなります。
また、「10分間沈黙を作らずに会話を続けてみる」など、自分でテーマや制限時間を設けることで、具体的な会話スキルの向上につなげることも可能です。
女性との会話に自信がない方は、まずこうした通話機能を使って実践の場を増やしてみましょう。場数を踏むことで、自然と会話力もついてきますし、実際のデートでも余裕を持って話せるようになります。
街コン
女性との会話を練習する実践の場として、「街コン」も非常におすすめです。
街コンとは、数十人から100人規模で開催される出会いのイベントで、1か所に男女が集まり、短時間ずつグループで会話を楽しむスタイルが主流です。たとえば、3対3や4対4の形式で、15〜20分ほどの持ち時間を交代しながら、複数の異性と話せます。
多くの街コンでは「プロフィールカード」が用意されていて、「プロフィールカード」を見ながら会話が進むため、話題に困ることがありません。会話に苦手意識がある人でも、自然な流れで会話を楽しめるので、女性との会話力を磨く場として最適です。
マッチングアプリの通話機能などである程度会話に慣れてきたら、次は街コンのような実際の対面の場に挑戦してみましょう。リアルなコミュニケーションの練習として、とても効果的ですし、自信にもつながります。
相席屋
女性との会話を実践的に練習できる場として、「相席屋」もおすすめです。
相席屋は、居酒屋のような空間で初対面の男女が2対2や1対1など少人数で同席し、30分ほどの時間を一緒に過ごす形式のサービスになります。特徴的なのは、街コンと比べて一人ひとりとじっくり話す時間が確保できるという点です。
街コンではグループごとに時間が区切られており、短時間で多くの人と話すスタイルですが、相席屋では30分以上のまとまった時間を取って、相手と深く会話することが可能です。そのため、女性との会話をじっくり練習したい人にとっては、絶好の「腕試し」の場になるでしょう。
ある程度マッチングアプリや街コンで女性との会話に慣れてきたら、次のステップとして相席屋に挑戦してみると、自分の会話力やコミュニケーション能力をさらに高められます。
女性との会話を練習できる場所は、今回ご紹介した場所以外にもさまざまな選択肢があります。より詳しく知りたい方は、下の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
➡本当に出会いがない人必見!女性と出会える場所16選【完全マップ】
女性との会話は ノンバーバルコミュニケーションが9割!

女性との会話では「何を話すか」ももちろん大切ですが、「何を話すか」以上に大切な要素があります。
それが、ノンバーバルコミュニケーション(非言語的なやり取り)です。
ここでは、なぜノンバーバルコミュニケーションが重要なのかについて、詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、会話の本質をつかんでください。
ノンバーバルコミュニケーションが9割
今回は「女性との会話におけるノンバーバルコミュニケーションの重要性」についてお話しします。
人とのコミュニケーションには、大きく分けて2つの種類があります。ひとつは「バーバルコミュニケーション(言語による会話)」、そしてもうひとつが「ノンバーバルコミュニケーション(非言語によるやり取り)」です。
多くの人は、会話というと“話の内容”にばかり意識を向けがちです。しかし実は、会話において相手に与える印象のうち、言葉が占める割合はわずか7%程度であり、残りの93%は非言語、つまりノンバーバルコミュニケーションによるものだとされています。
ある有名な実験では、印象の内訳は次のように報告されています。
・見た目や表情などの視覚情報:55%
・声のトーンや話すスピードなどの聴覚情報:38%
・実際の言葉の内容:7%
つまり、話の内容よりも「どんな声で」「どんな表情で」「どんな姿勢で」話すかのほうが、相手に与える印象を大きく左右するということです。
特に初対面の印象は後の関係に大きく影響すると言われており、初対面の印象が後の関係に影響することを「初頭効果」と呼びます。最初に好印象を与えることが、女性との会話をうまく進めるための大きなポイントになります。
では、ノンバーバルコミュニケーションには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。専門的には以下のように分類されています。
・接触行動(スキンシップ)
・身体動作(表情、目線、姿勢、ジェスチャーなど)
・身体的特徴(体型、髪型、肌の状態、匂いなど)
・人工物の利用(服装、化粧、アクセサリーなど)
・近言語(声の高さやトーン、話すスピード、笑い声など)
・プロクセミックス(対人距離、パーソナルスペース)
・環境( インテリア、 場所)
このように、会話の内容だけにこだわるのではなく、「どう見えるか」「どう聞こえるか」「どう感じるか」も意識してみることが、女性との会話を成功させる大きな鍵になります。
接触行動 (スキンシップ)
ノンバーバルコミュニケーションのひとつに「接触行動」があります。「接触行動」は、いわゆるスキンシップを指すもので、たとえば軽く手に触れる、肩に触れる、といった行動が該当します。
接触行動は、言葉では伝わらない気持ちを相手に伝える手段でもあり、恋愛関係を発展させたいと考えている人にとっては非常に重要な要素です。
たとえば、会話の流れの中で自然に手に触れることや、エレベーターに乗る際に軽く背中を押すような動作は、信頼関係を築けていればごく自然に受け入れられることがあります。ただし、ここで重要なのは「相手の気持ちや距離感を無視しない」ということです。
相手が不快に感じるような接触は逆効果になってしまいます。恋愛においては「いかに相手の気持ちに寄り添いながら距離を縮めるか」が鍵です。
接触行動は強力なノンバーバルコミュニケーションですが、あくまで信頼関係の土台があってこそ効果を発揮します。そのためには、まずは会話の中で安心感や信頼を築いていくことが最優先です。
このように段階的に関係を築いていけば、自然と接触行動もうまく活かせるようになり、女性との距離も徐々に縮まっていくはずです。
身体動作(表情 、身振り、手振り、 姿勢、 目線)
ノンバーバルコミュニケーションの2つ目に、「身体動作」があります。「身体動作」も非常に重要な要素です。例えば、表情に関しては、軽く笑みを浮かべ、歯を見せないことが大切です。無表情やしかめっ面は相手に不快感を与えることがあり、怖い印象を与えてしまう可能性があります。
また、目線にも注意が必要です。「目は口ほどに物を言う」と言われるように、目線は非常に多くの情報を相手に伝えます。
男性が会話中に目線をそらす、動かす、あるいは瞬きが速すぎると、緊張や自信のなさを感じさせてしまいます。緊張や自信のなさを感じさせてしまうのを避けるためには、相手の目をしっかりと見て会話をすることが大切です。
仕草や態度も重要になります。例えば、緊張して貧乏ゆすりをしてしまったり、無意識に爪を噛んだり、腕や足を組んだりすることがありますが、これらは相手に敵意や不安を感じさせることがあります。
特に腕組みや足組みは威圧的に見え、女性からは好まれません。また、おどおどした態度は男らしくなく、むしろ小心者と判断されがちです。
立ち振る舞いにも注意が必要で、座っている時には腰を椅子にしっかりとおろし、背筋を伸ばして座ることを意識しましょう。こうした姿勢が、相手に自信を与え、好印象を与えます。
このように、身体動作はノンバーバルコミュニケーションにおいて非常に重要であり、相手に良い印象を与えるためには、日々の意識が必要です。
身体特徴(容姿、 体臭、髪型 、皮膚)
ノンバーバルコミュニケーションの3つ目は「身体特徴」です。「身体特徴」には、容姿や体の匂い、髪型、皮膚の状態などが含まれます。
恋愛において、第一印象は大きな影響を与える部分です。清潔感のある男性は、女性から好印象を持たれやすく、恋愛において有利な立場を築けます。
身体特徴の部分を疎かにしていると、どれだけ会話のテクニックを磨いたとしても、相手の女性から第一印象が悪いと感じられてしまう可能性があります。結果、彼氏候補として見てもらえません。ですから、見た目を改善する努力をすることは、非常に重要です。
具体的には、定期的な清潔感の維持、髪型、服装や体臭に気を配ることが基本となります。身だしなみに気を使うことで、相手に与える印象が大きく変わり、会話を始める前に良い印象を残せます。
見た目に自信を持つことが、恋愛においても成功するための鍵となります。
人工物の利用 (服装、 アクセサリー)
ノンバーバルコミュニケーションの4つ目は「人工物の利用」です。ここで言う人工物とは、服装、アクセサリーなど、体そのものではなく、外部的な要素を指します。
身体特徴と重なる部分もありますが、服装、アクセサリーなどの人工物は第一印象を決定づける要素として非常に重要です。特に清潔感や自分の印象を高めるために、身だしなみに気を使うことが求められます。
服装やアクセサリーなどは、第一印象で重要な印象を与える部分であり、服装やアクセサリーなどを整えることで相手に清潔感を感じてもらえます。逆に、服装やアクセサリーなどの部分が整っていないと、相手から「清潔感がない」と思われ、第一印象で彼氏候補として除外されてしまいます。
また、人工物の利用は比較的短期間で改善できる点が特徴です。服装を見直し、少しお金をかけてアクセサリーを取り入れることで、外見の印象を大きく変えられます。
このような改善は、少しの努力で大きな効果を生むので、まだ整っていない部分があれば、ぜひ早めに改善していきましょう。
清潔感を演出するために役立つ身体的な特徴の整え方については、下の記事でさらに詳しく解説しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
近言語(声の高低 、話すリズム、スピード、 泣き、笑い)
ノンバーバルコミュニケーションの5つ目は「近言語」です。近言語とは、声のトーンや話すスピード、声の大きさなど、言葉を使ったコミュニケーションにおける非言語的な要素を指します。
声の大きさは非常に重要です。声が小さすぎると自信がない印象を与え、大きすぎると相手に圧迫感や怖い印象を与えることがあります。理想的なのは、落ち着いて相手にしっかり届く声の大きさで、ゆっくりと話すことです。
せかせかと早口にならないように注意しましょう。話す速度が速すぎると、余裕がないように見えてしまい、印象が悪くなります。
また、女性は男性の低い声に魅力を感じる傾向があるため、意識的に声のトーンを少し低くすると良いでしょう。声のトーンやスピード、声の大きさを意識的に調整することが、女性とのコミュニケーションにおいて重要なポイントとなります。
プロクセミックス (対人距離)
ノンバーバルコミュニケーションの6つ目は「プロクセミックス」になります。プロクセミックスとは「対人距離」のことです。「プロクセミックス」は、相手との距離をどれだけ保つか、どれだけ縮めるかを意識するということです。
プロクセミックスを上手に活用することで、相手との距離感を物理的に、そして心理的にも縮められます。
対人距離の調整がうまくできるようになると、相手との関係性が進展しやすくなります。特に男女関係を進めたいと考えている場合、対人距離を意識することが非常に重要になります。
例えば、相手と親しくなるために距離を縮められれば、関係がより密接なものになりやすいです。ただし、相手が不快に感じないように、適切な距離感を保つことが大切です。
環境 (インテリア、 場所 、温度)
ノンバーバルコミュニケーションの7つ目は「環境」です。環境は自分がいる空間の状態を指し、自分がいる空間によって相手とのコミュニケーションが大きく変わることがあります。
例えば、開放的な雰囲気を作りたい場合、海や公園などの自然の中にいると、誰もがリラックスしやすくなり、心が開かれやすいです。
その一方で、密室のような空間、例えばカラオケの個室やホテルの部屋では、閉ざされた雰囲気がより密接な関係を生み出しやすく、より親密な会話や関係を促進できます。
また、相手を自分の部屋に招いた場合、自分の部屋のインテリアや清潔感も大切です。部屋が散らかっていると、相手に不快な印象を与えることがあります。逆に、部屋を整理整頓し、心地よい雰囲気を作ることで、相手に良い印象を与えやすくなります。
環境を意識して整えることで、コミュニケーションをよりスムーズにし、相手との距離感を調整できます。
女性との会話で女性に嫌がられる 会話の話題

ここからは、女性との会話で避けたほうがいい「嫌がられる話題」を5つご紹介します。
もしデート中に5つの話題を出していたら、知らないうちに女性の気分を下げてしまっているかもしれません。
自分がうっかり話していないか、振り返りながら読んでみてください。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
自慢話
女性との会話で避けるべき話題のひとつに「自慢話」があります。自分の長所をアピールしたい気持ちはわかりますが、過度に自分の自慢をすることは、女性から嫌がられる原因になりかねません。
例えば、年収や学歴など、自分の優れた点を強調するあまり、年収や学歴の話ばかりしてしまうことがあります。しかし、年収や学歴の話ばかりしてしまっていては相手の女性は「年収や学歴以外に誇れるものがないのか」と思ってしまい、結果的に自分を小さい人間だと感じさせてしまいます。
もちろん、自分の魅力を伝えたいという気持ちは理解できます。自分の魅力を伝えたい場合、言葉で自分をアピールするのではなく、ノンバーバルコミュニケーションを活用することをおすすめします。
自分の自信を態度というノンバーバルコミュニケーションで示すことで、より自然に魅力を伝えられます。例えば、相手の目をしっかり見て、落ち着いた態度で接することが大切です。
自慢話は控えめにし、ノンバーバルコミュニケーションを意識して、自分の魅力を伝えることを心がけましょう。
アドバイス
女性との会話で避けるべき話題のひとつに「アドバイス」があります。よくあるのが、女性が仕事の悩みを話しているときに、男性がついアドバイスをしてしまうことです。
しかし、女性は必ずしも解決策を求めているわけではありません。実際、悩みを話している女性が求めているのは、あなたからの解決策ではなく、共感です。
女性は、悩みを共有することで気持ちを軽くしたいと思っています。だからこそ、男性が知ったかぶりをしてアドバイスを始めると、女性は「自分のことを何もわかっていないくせに、どうしてそんなことを言えるのか」と感じてしまうことがあります。
悩みに対してアドバイスをする代わりに、女性の気持ちに寄り添い、共感を示すことが大切です。上から目線で解決策を押し付けるような言動は、いい印象を与えません。悩みを話してくれる女性に対して、聞き役に徹することが、信頼を築くためのポイントです。
政治の話
女性との会話で避けるべき話題のひとつに「政治の話」があります。
デート中に政治の話題を避けるべき理由についてですが、まず最初に覚えておきたいのは、デートの目的はあくまで相手との親密な関係を築くことです。
そのために、政治の話を持ち出すことは必要でしょうか。もしデート中に「自民党はどうだ」「民主党はどうだ」といった話を始めてしまうと、会話の流れがおかしくなり、相手は「私はこの人と何をしているのだろう」と思ってしまいます。
政治というのは、価値観や考え方に大きく影響されるテーマです。どちらが正しいかは一概に決まっておらず、盛り上がっても男女の関係にはあまり良い影響を与えません。むしろ、意見が食い違うと「この人とは話が合わない」と感じさせてしまう可能性もあります。
デートでは、政治の話を避けて、相手との関係を深めるための会話を楽しみましょう。気まずくなるリスクを避けるためにも、政治の話題はNGと覚えておくことが大切です。
ギャンブル
女性との会話で避けるべき話題のひとつに「ギャンブル」があります。
デート中にギャンブルの話を避けるべき理由についてですが、ギャンブルをしていることを女性に伝えるのは、将来を考えたときに非常にリスクが高いです。
たとえば、パチンコや競輪、競馬などのギャンブルの話をすることで、相手の女性は「この男性が将来の旦那としてふさわしいか」と考えたとき、金銭感覚に対する不安を感じることになります。
特に、将来の生活設計を考える女性にとって、ギャンブルは大きなマイナスポイントとなります。
女性がデートを重ねる相手に求めるのは、安心感と信頼性です。ギャンブルの話題が出た時点で、相手の女性が男性を将来の伴侶として考えることは難しくなり、関係が終了してしまう可能性もあります。
また、ギャンブルに限らず、投資の話も注意が必要です。最近はNISAや投資に関する話題が増えていますが、投資を「いかがわしい」と感じる女性も少なくありません。
もし投資をしている場合でも、投資をしていることをあまり強調せず、相手の女性が安心できるような話題を心がけることが重要です。
番外編 流行の話
女性との会話で避けるべき話題のひとつに「流行の話」があります。
特にアラフォーやアラフィフ世代の男性が、20代の女性と会話をする際には流行の話題に触れない方が無難です。流行の話題に触れない方がいい理由は、世代間のギャップを感じさせてしまう可能性が高いからです。
昔のアイドルや流行を話題にすると、若い女性には全く馴染みがない場合があります。例えば、美空ひばりやキャンディーズの話をされても、若い女性にはわからず、会話がうまく盛り上がらないこともあります。
これが原因で、女性は「自分とは違う世代の人だな」と感じ、距離を感じてしまいます。
また、無理に若い世代に合わせようとしても、逆に「痛い」と思われる原因になることもあります。無理に流行に合わせるよりは、相手の興味や話題に耳を傾けて、自然に会話を楽しむことが大切です。
女性との会話の際、話すと盛り上がる話題

女性との会話で盛り上がるためには、共通点を見つけることが重要です。共通点があると会話が自然に盛り上がりやすいです。私自身の経験でも、例えばアニメや漫画が好きな女性とは、会話がとてもスムーズに進み、時間を忘れて話し続けられます。
とはいえ、必ずしもすぐに共通点が見つかるわけではありません。例えば、出身地が千葉県でも、相手が同じ千葉県出身とは限りませんし、地方から来ている女性もいます。しかし、それでも共通点を見つける方法はあります。
私がおすすめするのは、誰にでも共通するテーマを会話に取り入れることです。例えば、仕事の話や休日の過ごし方、学生時代の話、恋愛経験など、誰もが共通して経験していることを話題にすることで、自然に共通点を得やすくなります。
もし会話が続かないと感じた場合は、これらのテーマを使って共通点を見つけ、会話を盛り上げていくことをおすすめします。
女性との会話から恋愛関係を 発展させるには

ここからは、女性との会話から恋愛関係へと発展させるためのポイントを4つご紹介します。
4つのポイントを意識することで、女性との距離がぐっと縮まり、恋愛へ進展する可能性が高まります。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
会話で女性の感情を動かすことが大切
女性との会話で恋愛関係を発展させたいのであれば、女性の感情を動かす会話が必要です。女性を口説くために大切なのは、女性の感情を揺さぶること。では、どうすれば女性の感情を揺さぶることができるのでしょうか
女性の感情を揺さぶるために大切なのは、女性との距離を意識することです。ここで言う距離とは、物理的な距離ではなく、精神的な距離のことです。
女性の心にどれだけ深く入り込めるかが重要になります。心のパーソナルスペースを侵食できればできるほど、女性の感情を揺さぶることができるのです。
会話では、ただ何も考えずに話すのではなく、常に目標を意識しましょう。会話の目標は、最終的に男女の関係になることです。だからこそ、どんな話題を選べば目標に近づけるかを意識して会話を進める必要があります。
いろんな話題の中でも、最も女性との距離を狭くできる会話は「恋バナ」です。恋愛の話をすると、女性は自然に恋愛モードに切り替わります。
過去の恋愛を振り返ったり、思い出を語ったりすることで、感情が動き、恋愛モードに突入します。恋愛モードに突入することにより、女性の心を動かせ、さらに距離を縮められるのです。
自己開示の 返報性
女性との会話から恋愛関係を発展させたいのであれば、「自己開示の返報性」を活用することが効果的です。自己開示とは、自分自身について話すことを指します。自己開示には、悩みやコンプレックス、育った環境など、少し重い内容も含まれます。
人は自分のコンプレックスや悩みを話すと、相手にも同じくらいの重さの話を返したくなる傾向があります。同じくらいの重さの話を返したくなる心理現象は「自己開示の返報性」と呼ばれています。
つまり、あなたが自分のプライベートなことを打ち明けることで、相手も自然と自分のプライベートなことを返してくれるのです。
「自己開示の返報性」を使うことで、女性との距離を縮め、感情を揺さぶることが可能になります。ここで重要なのは、自分が相手に重い話をしすぎず、バランスのいい自己開示をすることです。そうすることで、女性も自分に対して心を開き、関係を深める手助けになります。
女性はシチュエーションによって感情を動かされやすい
女性との会話から恋愛関係を発展させたい場合は、女性がシチュエーションによって感情を動かされやすいという点を意識することが大切です。
男性は視覚的な刺激(例えば、体型や見た目)に興奮を覚えることが多いですが、女性は視覚的な刺激よりも、シチュエーションやストーリーにより感情が動かされることが多いです。例えば、禁じられた恋や男女の関係が進展する過程に興奮を感じることがよくあります。
そのため、男性が女性に対して視覚的なアピール(胸板や腕の見せつけ)をしても、女性の心を動かすのは難しい場合があります。
逆に、ノンバーバルコミュニケーションを意識することで、女性の感情をより効果的に引き出せます。例えば、相手のパーソナルスペースに優しく近づき、目をじっと見つめながら低い声で語りかけることなどです。
こうしたシチュエーションを作り出すことで、女性の感情が揺れ動き、恋愛関係が自然に発展する可能性が高まります。重要なのは、相手を尊重し、焦らずに徐々に心を開かせることです。
さん付け ちゃん付け
女性との会話から恋愛関係を発展させたいと思っている方におすすめなのが、「さん付け」「ちゃん付け」という女性の名前の呼び方をどうするかを決めるということです。
初対面の女性を「さん付け」で呼ぶべきか、それとも「ちゃん付け」で呼ぶべきか、迷う方も多いはずです。実際、僕も恋愛を始めた頃は、どう呼べばいいのか悩んだことがありました。
でも、僕がひとつの会話のネタとして楽しんでいるのが「名前の呼び方」の話題です。たとえば、「なんて呼んだらいい。 ちゃん付けでもいい。」と聞いてみると、それだけで会話が盛り上がりますし、自然と距離も縮まります。
おすすめは「ちゃん付け」です。さん付けだとどうしても距離を感じやすくなってしまいますが、ちゃん付けをすることで親しみやすさが増し、精神的な距離が縮まりやすくなります。
呼び方ひとつですが、そこに少しの工夫を加えるだけで、恋愛関係への発展がスムーズになるはずです。
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まとめ 会話のコツや 会話が続かない原因などを知ることで女性との会話力は確実に上達する

今回は「女性との会話が続く会話術・完全ガイド」として、会話のコツや、会話が続かない原因、嫌がられる話題、さらに女性との会話を練習する具体的な場所について解説してきました。
僕自身も恋愛を始めたばかりの頃は、女性と何を話せばいいのか分からず、悩むことがたくさんありました。でも、そこで諦めずに少しずつ場数を踏むことで、自然と会話力やコミュニケーション能力が身についていきました。
今回紹介したような練習の場に積極的に参加すれば、今は会話が苦手で沈黙が怖いと感じている人でも、確実に成長していけます。少しずつでもいいので、練習を重ねていけば、女性との会話を心から楽しめる日がきっと来ると僕は信じています。
今回の記事を通して、女性とのコミュニケーションのポイントを掴み、苦手意識を少しでも減らすきっかけになれば、僕としてもとても嬉しいです。
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